精神武装教育～専門小学校の建設～18
中学を卒業したら社会に出て活躍する。
これで本来正しいと言える。
では何故、大学まで出たのにどこも特化していない人間が仕上がるのだろうか？
特化の定義は前線で職務を全う出来る、専門知識を振りかざせる人間の定義としておく。
学歴社会の闇とはまさにこの事だろう。
だが、学歴社会の闇なんてものを語った所で解決しないのだから語らない。
どうするかが大事だ。
だから、中学卒業の時点でそういう人間を輩出する教育を前提にしたい。
世の企業は、中卒を雇わないか？
これは否だ。
雇う。
必ず雇う。
雇わなくてはならない社会になる。
もうなっている。
分野特化した人間なら6才でも雇うだろう。
何故なら、必要だからだ。
需要がある。
あなたは何の為にスマホを買う？
そういう理屈だ。
精神武装教育～専門小学校の建設～17
小学校卒業時、どんな12才がそこにいるだろう？
今の12才と比べてどうだろうか？
想像して欲しい。
総合力もあり、分野特化もしているのではないか？
そんなうまく行くわけ無い。
そう言ったらこのまま無能で悩む人間を輩出し続けたらいい。
そういう教育を受けてきた若者を見れば、素晴らしいと称賛する癖に、なんで制度ばかりを嫌うのだろうか？
日本人の悪い癖だ。
そこ詳しく頼む。
あ、ごめんなさい…
日本人の悪い癖、訂正します。
日本人こそ悪い糞。すみませんでした。
話を戻す。
中学生から社会に出す教育、それこそ義務教育の本質だろう。
本来、高校や大学と言うのは高度な専門を学ぶ場所だ。
今の日本人の認識は、高校までが義務教育みたいに思っている所があるだろう？
これは間違っている。
精神武装教育～専門小学校の建設～16
小学校4年生くらいになったら、分野選択にする。
早くない？
早ければ早い方がいい。
だってこの選択と言う行為が、この現代において何より大事なのだから。
人生は選択の連続だろ。
義務教育は選択させない事が前提としてある気がする。
そもそもこれがまずい。
人生死ぬまでの間、圧倒的に使わないムダ知識が小学校の時に埋め込まれていて、使える知識がほんのりとしか浮かばない。
これを育て上げると言っていいもんかね？
だから自分で選び取る習慣を、どうせ義務なら与えてあげたほうがいい。
まあその為に教科科目が増えていったんだろうけど、それじゃ選びにくくなるだけだ。
わかりにくい。
それから、教師制度も物申したい所がある…
でも話がそれるからやめておこう。
で。
4年生から選択する授業は、日本の産業カテゴリーに当て嵌めて、4年生～6年生まで合同で行う事にする。
もちろん専門家を呼んで。
実習がメイン、授業の変更も自由に変えてもらっていい。
ここでコミュニティの授業が役に立つ。
これはもう立派な社会だ。
テストは無いの？
総合学科と実技のみだね。
生涯、点数など何の意味もない。
欲しいのは結果だ。
精神武装教育～専門小学校の建設～15
まずは、既存の教科の選定と廃除。
国語、算数、理科、社会。
これらを、総合学科にして哲学、精神学に転嫁させる。
人と話す語学力が文法話法。
自分から見て相手がいる世界が、1+1
見たままの景色を観察する、理科。
人を殴る行為、社会。
そんな感じで、編集してもらう。
総合学科は週に5回、ホームルームに付随させて行う。
だから授業じゃない。
それくらいでいいだろう。
後はコミュニティの形成概論。
小学校でこれ？みたいな話は聞かない。
これが現代の道徳なんだから仕方がない。
クラスを5つに分けたりして、毎回議題を当てて話し合う。自己主張が強い弱いがあるなら、もうそれを議題にして戦わせる。
毎日やろう。
最後の20分は先生がフィードバックする。
これだけで午前中は終わりだ。
午後、まったりと芸術鑑賞。
これも毎日やろう。
職業映画なんかがいいかな？
それから感想文を書いて下校。
宿題は一切無し。
これの繰り返しだ。
小学校3年生くらいまでやりたいかな。
精神武装教育～専門小学校の建設～14
義務教育はどうか？
それを終えた時、何かが特化するか？
中にはいる。
これはもうやめた方がいい。
そんな一握りしか産まない制度は、糞だ。
半数以上いる。
これくらい出来て、初めて制度らしい。
だから惰性だとか言われる。
廃止しろだとか言われる。
さらには給食費で4万だと？
ふざけんな！！となる。
だが、我が子が何かに特化する事が出来たなら、安くはないが出した価値があると思えてくるだろう？
それは、習い事や塾も一緒だ。
もちろん競争社会で戦えるだけの成果があった場合のみだが。
それでも、興味関心の温床ぐらいになって生き甲斐を見付けてくれたなら喜ばしい事だ。
今の親はゲームの時間を注意出来ない。
いや、してはならない。
ゲームから派生する産業は、この日本の中ですごく大きいからだ。
そこで成功しようものなら、親の年収などゴミとさえ思える程に。
そんな社会で特化する為の教育とは、具体的になんなのだろうか？を掘り下げる。
精神武装教育～専門小学校の建設～13
目の前に総合力の高い人間がいる。
さらに目の前に橋を作る事しか出来ないが、橋を作らせたら一流の人間がいる。
私は橋を作らせたい。
どっちの人間にそれをお願いするか？
これだ。
もうそこに感情論など存在しない。
一発で答えが出る。
そんな世の中なんですよ、今。
だからそれが、町を作りたいとなったら話は別だ。
だが、そこに町を作ることに特化した人間がいたらどうだ？
いつまでたっても総合力の高い人間に出番は無い。
いい大学まで出て、今まで頑張ってやってきたのにだ。
義務教育から高校、大学、と決して安くない金額をかけて育て上げた我が息子が、そこでつまづいたらどうするんだ？
総合力の高い人間を使ってくれる会社でも探すか？
そもそも総合力ってなんだ？
平均値より多少上なくらいだろ？
そんなのいつまでたってもベンチだ。
ウォームアップしか出来ない、その分の契約金しか出ない。
あのピッチャーは、投げるのは一流で確かにチームが勝つ。
だけど、性格悪いし守備もバッティングも中学生だ。
そんなこと言ったって、チームが勝つピッチャーなんだから出番しかこない。
だからいくら総合力が高くても、選べる会社が限られてくる。
高くない奴なら尚更だ。
俺の事はほっといてくれ！
精神武装教育～専門小学校の建設～12
まあ、専門小学校は確かにいい制度だがまだまだ練る必要があるし、現実的ではない。
ただ、そんな社会システムが構築されたなら必ず日本が世界のトップになるだろう。
何故か？
分野特化した人間しかいなくなるからだ。
もはや時代は、普遍的な人間を求めていない。
総合力など要らないに等しい。
インターネットで検索するワードが、人それぞれ違うように。
言い換えれば、何でもかんでも調べる事が出来ないからそうするのだ。
それが特化した形成の始まりだ。
そして、今社会はそういった物に者に、焦点を当てている。
それが、労働になり、収入になっていると言い換えられる。
どうだろう？
その通りじゃないか？
