自殺流れ星説2
そんな時どうするばいいだろう?
誰かが助けてくれたら外の雪は溶けるか?
溶けない。
一時的な凌ぎでしかない。
急いでフラストレーションを解消するか?
そもそもそんな事出来ないからこうなってる。
余計に衣類武装して、熱を求めたらどうか?
そんな消耗品に頼っても、余計に雪が降ったらどうするのか?
これも無意味だ。
スッポンポンになって笑う。
結局そこから抜け出す方法はこれしかないのかも知れない。
生きる理由なんて物はそもそも存在しない。
存在するという人間は、歩いてきた過程の中でそれを見つけ後付けしたに過ぎない。
だからまず、それを止めよう。
どうして私なんかが生きているんだろう…
どうして僕は…
なんで俺は…
と繰り返しても、降雪だけは止めようがないのだから。