精神武装教育~専門小学校の建設~11
専門的分野社会で行われる労働とは?
現在インターネットの普及により、多彩な労働の幅が広がった。
拡大したと言った方が無難か。
そして、これからもどんどん増えていくだろう。
それが冒頭の労働だ。
文明の進化速度は、情報の伝達速度で決まる。とどっかの本で読んだ事がある。
本当にその通りだろう。
今は光の速度で文明は進化し続けている。
職業の幅が広がる事は良いことだが、それに伴って消失する職業もある。
駄菓子屋や年賀状がいい例だ。
町の鉄工所なんかもそうだ。
古きよき文化など、この日本において残っている物の方が少ない。
興味や関心も示されるが、技術的な見解を当て嵌めた新たなる産業と呼ぶ方が正しい。
木を切って編み、拵えた小舟で漁業を営む風習はもはや皆無だ。
寺だって、観光目的の娯楽品になり変わっている。
さらにはその寺の良さをブログに示し、その人間に対して収入が発生するという神様の在り方が、今は普通だと言うこと。
その行いに対し、大学を出た普遍的な知能を持つ人間と、6才から10年間それについて知識を入れた16才の人間が同じ労働を行った場合、どういう差があるのかを比較する話。
専門的分野社会で行う労働が増える昨今、現在の教育制度は、本当に噛み合っているのか?
その問題提起の答えが、精神武装教育~専門小学校の建設~に当てはまる。