自殺流れ星説20

帰ってきてから3日間動けなかった。

24時間ランナーの気持ちがわかった。あれは、ほとほとしんどい。いや、死ぬ。

 

その間、ずっと思い返した。

得る物はあっただろうか…なんて下らない事ばかり。そんなものもうわかっていた筈なのに。

 

彼は言っていた、全然他人の俺に。

「困った時はお互い様だから」

 

だから俺もインターネットを使って同じ事がしたくなった。

いやしなければいけないと思ったんだ。

罪滅ぼしとかじゃない。

自分の糧でも無い。

ただ純粋にあろうとしてる。

 

だから、自殺を考えた人間にこのブログが役立つ時が来て、さらにはそれで多少でも救われたなら、彼と同じように少し陰のある優しい笑顔で、こう言ってあげたい。

 

「気にすんな、困った時は、お互い様だ」

 

そう俺は流れ星に3回ほど願ったんだ。

それが俺の自殺だった。

 

それからその自殺した輝きは、流れ星そのものだったような気がした。